博士課程をめざす方

脳神経科学研究センターは、第一線で活躍している研究者が多数在籍しており、また最先端の充実した研究設備を揃えているなど、脳神経科学の分野において日本国内有数の総合研究施設です。セミナーでは世界中から研究者が訪れ発表を行うなど、協調的、刺激的かつ国際的な環境を整えています。そんな環境で、博士号の学位取得をめざしませんか。ただし、教育機関ではないため、ただ在籍していても誰かに授業で教えてもらえるわけではありません。自ら積極的かつ能動的に研究を行う心構えが必要です。そんな方をお待ちしています。

こんな方をお待ちしています

私たちの研究への強い探究心と、研究者になりたいという強い意志のある方をお待ちしています。

学部での専攻は基本的に問いませんが、たとえば神経科学や心理学あるいは情報統計科学・計算機科学・生物工学・物理学およびそれに関連した分野を専攻された方々の応募を特に歓迎します。私たちの研究のいずれかに関連した内容について、ある程度しっかりした勉強・訓練(学部レベル)を積んでいることが望ましいです。

中原ラボの研究領域のイメージ画像

基礎的な学力は必要です。たとえば理論研究であれば情報統計・機械学習・信号処理など、実験系であれば心理物理・人間行動・認知科学・行動経済・神経生理などの経験が活きてきます。数理的素養がそれなりに、たとえば、学部レベルの線形代数、微積分、確率・統計などをある程度習得していることが望まれます。(ただし、実験が主で研究するなら、その程度は自然と違ってきます。)

よくある質問も参考にしてください。

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ここで研究したいと思った方に

1.博士の研究をするには

ふだんは私たちの研究室で研究を行い、当研究室と関係のある大学院(京都大学・東京大学・埼玉大学など)で博士号の学位取得を目指します。

京都大学の場合、当研究室は計算論的認知神経科学連携ユニット(京都大学 大学院情報学研究科知能情報学専攻)になります。京都大学入試情報はこちら。なお、博士(前期)課程(つまり修士課程)からの進学も相談に応じます。修士の研究は、京都大学同専攻の熊田研究室または水原研究室と連携して研究指導を行います。

他大学の大学院で博士号の学位をとるアレンジを希望の場合には個別に相談に応じます。

関心のある方は、前もってご相談ください。

2.金銭的サポートは?フェローシップを取ろう!

さまざまな制度により博士課程の学生の方がサポートを受けることができます。たとえば当研究室が連携している大学院の多くで、リサーチ・アシスタントなどを通じた授業料免除枠など様々な経済的サポートがあります(制度は大学院によって異なります)。

また、博士(後期)課程の方が学位を取得するための様々なフェローシップ制度があります。研究室での研究を伸ばす中で、これらのフェローシップに応募することを薦めています。

詳細についてはそれぞれのウェブサイトをご参照ください。

3.その他の制度

他にもラボにご参加いただける方法として、以下のようなものがあります。

詳しくはお気軽にお問い合わせください。なお、問い合わせの時に必要とはいいませんが、「応募書類」を添付くださると話がより効率的に進みます。

応募書類

カバーレター 主たる研究テーマの関心、今回の応募の動機、(もしあれば)特記事項などを記述。
履歴書 CV形式;写真付きが望ましい。業績・出版一覧を含めて記述。
リサーチ
ステートメント
(A)これまでの研究の概要と(B)これからの研究への抱負(A4、2枚以下を目安)
また、どんな研究をしたいか、また理論あるいは実験研究希望かもお書きください。
推薦者情報 推薦者3名の方について、氏名、職名、所属機関名と住所、電話番号とE-mailアドレス、および応募者との関係の簡潔な記述(数行程度)。
なお、現職の所属長が含まれるのが望ましいですが、困難な場合は含まずとも可です(その場合には、理由を添えてください)。
[オプション]
自己PR文
提出は任意;A4、2枚以下を目安。自由に書いてください。

※お送りいただいた応募書類は返却いたしませんので、ご了承ください。

※(個人情報の取り扱いについて)
 提出していただいた書類は、国立研究開発法人理化学研究所 個人情報保護規程に則り厳重に管理し、
 採用審査の用途に限り使用されます。
 これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。

お問い合わせ先

お問い合わせ・ご応募は、こちらから

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